大のオトナが、本屋で笑い転げながら立ち読みしてたら、あまりにもみっともないじゃないですか。 ――そんなわけで、
サラッと立ち読みして済ますつもりが、そのままレジに直行することになりましたよ。
かなり売れてる本らしいですね。本屋でも、目立つトコロに積んでありました。
国内の外国人を対象とした日本語学校で働いている著者が、外国人の生徒たちと日本語についてやりとりをするうちに体験したアレコレを、楽しく描いたマンガエッセイ(でいいの?)です。
いやもう、抱腹絶倒モノの内容に、読んでる途中で腹筋が痛くなりましたよ。
外国人である生徒たちとの文化のギャップからくるドタバタや、彼らから大真面目に発せられる大ボケや。
そして同時に日本語教師として彼らと触れあう著者の視点を通して、自分の母国語である日本語というものに対しても、どんどんと興味がつのってきます。
笑って、考えさせられ、そして学びたくなる。
とにかく、老若男女問わずみんなに読ませたくなってしまう、ホントに凄い本です。
もし少しでも興味を引かれた方は、ぜひともご一読をお勧めします。